４月６日、奈良市は奈良県に飲食店が急増の要因としてまん延防止の適用を国に要請するよう要望書を提出。
しかし、奈良県・荒井正吾知事は「奈良県は繁華街での飲食で感染している実例は少ない」として、まん延防止要請に否定的な考えを示した。
きのうの対策本部会議で、感染急増の要因について荒井知事は「２０２１年３月以降の感染経路を分析した結果、４割あまりで大阪での飲食やカラオケなどの行動履歴が確認された」と述べ、大阪府との行き来が要因であると説明。
さらに、「余暇は奈良県内で過ごしてください。県内は比較的安心。ご主人だけでなく、大阪に行って帰って来られたご家族には『私は分離生活をしますから』と言っていただくことを何よりおすすめします」と述べ、きのうの対策本部会議でまん延防止要請を決定しなかった。
荒井知事は２０２０年８月、新規感染者が過去最多になった際の会見で「県内で夜の街での感染は皆無、『そもそも県内に夜の街は無い』と言ってもよく、休業要請する場所は見つからない」と発言（読売新聞）。
大阪市への流入人口（奈良県、兵庫県、京都府、その他の県、大阪市以外の大阪府）、奈良県の新規感染者数のグラフを紹介。
ナジャグランディーバ、ますだおかだ・増田英彦のスタジオコメント。
近鉄奈良線、和歌山に言及。