米国・ロサンゼルスで、プロゴルファー・タイガーウッズが運転する車が横転する事故があった。
ウッズは命に別状はないが、両足に重傷を負い、緊急手術。
選手生命への影響が懸念される。
ウッズは、生涯獲得賞金１億ドル以上。
１９９６年、プロ入り。
１９９８年、世界ランキング１位。
２０００～２００１年、メジャー大会４連覇。
２００９年、複数の女性と不倫スキャンダル、性依存症と診断され、離婚。
その後は、背中や腰を痛め、成績は低迷。
一時は１１９９位まで転落。
２０１７年、飲酒または薬物の影響下で運転した疑いで逮捕された。
ウッズは「薬の影響」と説明、釈放された。
有罪判決を受け、ウッズの時代は終わったと思われていた。
２０１９年、１４年ぶりにマスターズ制覇。
５年ぶりに世界ランキングトップテン入りとなった。
ツアー８２勝目を記録、最多勝歴代１位タイとなった。
今回の事故の前、ウッズはゴルフ番組の収録のため現地のホテルに滞在。
事故直前のウッズの様子について、事故直前のウッズの様子を聞いた男性は「ゴルフ番組のスタッフから、タイガーの車に衝突されそうになって事故を起こしかけたと聞いた」と話した。
事故現場について、現場近くの住民は「坂を下りる時、スピードが出やすい」と話した。
事故現場は、曲がりくねった道や坂道が多く、スピード違反が多くある場所。
地元当局は「車はかなりのスピードが出ていた可能性がある」と説明。
地元当局によると、ウッズの車は、最初に中央分離帯に接触、停止した位置までブレーキ痕はない。
事故現場に最初に急行した保安官は「ウッズは自力では立てず、救助隊が救出した、意識はしっかりしていた」と話した。
地元当局によると、飲酒や薬物の証拠はない。
ウッズは、腰の手術を受けリハビリ中で、４月のマスターズ出場を目指していた。
負傷により大会出場は絶望的。
写真：ゲッティ、ロイター／アフロ。
提供・スペクターコミュニケーションズ。
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