東京・青梅市でも今週、住宅火災の火が周囲の山林などに燃え広がった。
翌日には鎮火したが、取材班が現地に向かうと山火事の深い爪痕が残っていた。
付近の山林に飛び火したことで燃え広がったという。
万が一、自宅近くの山林で出火したらどうすればいいのか。
取材班は防火技術者協会理事・鈴木弘昭とともに住宅地に隣接する裏山がある地区へ向かった。
警戒すべき飛び火への備え。
コロナ禍で換気が欠かせない状況だが、自宅近くで山林火災が起きた時には窓を閉め、火の粉が入らないようにすることが重要。
また、火の粉は瓦屋根の下や軒下に燃え移りやすいため、屋外の洗濯物をなるべく早く取り込むことや、家の前やベランダなどに燃えやすい段ボールなどを置かないようにすることも飛び火対策のポイント。
ＳＦＰＥ防火技術者協会・鈴木弘昭理事は「火の状況を見ながら、まだ大丈夫ということが分かれば、できるだけ建物に水をかけるようなかたちで建物を冷やしておく。
水をかけておくというふうにすれば着火が遅くなるかと思う」と語った。
近隣住民のコメント。

再び勢いを増す火の手。
栃木県足利市で起きた山火事は発生から６日目。
火は住宅街の約１００ｍ先にまで迫り、避難勧告の対象は３００世帯以上に拡大。
関東各地で山火事が相次いで発生。
街からは疑問や不安の声があがった。
なぜ火が収まらないのか。
そこにはこの時期特有の落ち葉の影響による燃え方が影響していた。
万が一、自宅の近くで山林火災が起きたらどうすればいいのか。
取材班は身近に潜む飛び火の危険への備えを専門家に聞いた。
一般の方のコメント。
群馬県、東京・青梅市の映像。