シリーズ“現場から”。
新型コロナへの対応が評判を呼んだニューヨーク州のクオモ知事。
一転今は批判にさらされている。
その理由は。
先月末、ニューヨーク州司法長官は「介護施設から病院搬送後に亡くなった人が施設での死者として計上されていない」と指摘。
これを受けて州の保健当局は新たなデータを公開。
介護施設での死者は倍近くに修正された。
ＦＢＩもこの件について調査。
以前から遺族は不信感を抱いてきた。
ビビアンゼヤスの母・アナは介護施設で膝のリハビリを受けていた。
去年３月ニューヨーク州は「コロナの疑いがある人について入居を拒んではいけない」と介護施設に通知。
さらに州が介護施設での面会を禁止。
その後ビビアンの母親の体調が急変し面会できないまま搬送先の病院で死亡した。
施設の中でコロナに感染していた。
“州の対応が介護施設内の感染を広げた”と指摘されてきた。
そのために施設での死者を少なく見せようとしたのではないか、と批判されているクオモ知事。
「司法省からの問い合わせに対応するためにデータの公開が遅くなった」と釈明している。
批判の高まりを受けて、介護施設での面会を２６日から条件つきで許可すると発表。
米国・ニューヨーク州の映像。
介護施設にいた母親が死亡したビビアンゼヤスのコメント。
電話、看護師に言及。