宇宙飛行士・山崎直子に取材。
山崎直子は「在宅勤務が増えた。宇宙船の中での生活というのは自粛生活に非常に通じることがあると思っている」。
「気持ちの切り替えが難しくなる。毎日の日課を大切にすることも心がけていた。規則正しい生活を極力乱さない。日々の記録を残すような日課を持っている方も多かった。視野を広くもつことに役立った」。
「余暇の道具があるわけではない。コーヒーを使って習字を書いたり、あるものを使いながら工夫をすることが多かった」。
空き時間に琴を演奏することで気分転換していた。
また宇宙ステーションの中では植物も育てていて日々の成長を見ると気分転換になったという。
テレワークについて「宇宙船でのコミュニケーションもテレワークのコミュニケーションと通じる。相手の顔が見えない。コミュニケーションを取るのは難しい。言葉に出して言わないと伝わらないこともある。あえて１つ１つ口に出す。ちょっとした一言がそれによって心が救われることもある」。
山崎直子からメッセージ。
映像提供：ＪＡＸＡ／ＮＡＳＡ、ゲッティ、ロイター／アフロ。