きのう東京都で新型コロナウイルスは、１５０２人の新たな感染者を確認。
医療現場のひっ迫が続いている。
都内では入院先が見つからず、自宅療養中に死亡するケースも出てきている。
感染した都内在住の３０代女性は、１２日に陽性が判明し、保健所から自宅療養の指示。
入院かホテル療養かの希望確認はなかった。
女性は「息が止まったら電話できるかという不安がある」と語った。
「陽性者の療養状況（モニタリング会議より）」入院・療養等調整中、自宅療養、宿泊施設、入院。
おととい５０代女性と８０代男性が自宅療養中に死亡。
８０代男性は８日に発熱、呼吸が苦しくなるなどの症状があったが、入院先が見つからず自宅療養に。
１１日に症状が悪化し、搬送先の病院で死亡。
重症患者を受け入れている東京都内の病院の様子。
東京都の重症者数は１３５人。
増加する重症者に医師も危機感をあらわにする。
東京医科歯科大学病院・植木穣病院長補佐は「医療側の工夫や努力でまかなえるレベルを超えてしまう。自宅で死亡する人がいること自体が医療がまわっていない証拠」と語った。
映像提供：東京医科歯科大学。