詐欺の疑いで逮捕された山口組系暴力団組員の容疑者ら９人は、２０１８年実態のない食品販売会社をかたり、福岡の食肉会社や都内の水産会社から黒毛和牛や冷凍ホタテなどおよそ３２０万円相当を仕入れて、だまし取った疑いがもたれている。
９人は各地の食品展示会に出向くなどして商談を持ちかけ、小口の取引を行い、海外展開をするなどと話し信用させていたという。
全国の１０の業者からおよそ６０００万円相当の食材をだまし取ったとみられ、警視庁は暴力団の資金源になっていた可能性があるとみて捜査している。
警視庁南千住署の映像。