新型コロナウイルスの全国の新規感染者は、現時点で５６００人を超えた。
亡くなった方は７８人に上る。
東京都ではきょう、新たに１４７１人が新型コロナウイルスに感染していることがわかった。
これで東京都の累計は９万人を超えた。
東京都のモニタリング会議は感染経路について、２０代が主に会食で３０代・４０代が主に職場だと分析している。
また、大阪の新規感染者は５０１人で、累計は４万人に達した。
死者は過去最多となった今月８日と同じ１９人に上る。
一方、厚生労働省によると、きのう２０日時点の全国の重症者は、過去最多だった１９日と同じ１０１４人だった。
重症者、死者ともに減少傾向は見えず、医療体制が逼迫する深刻な状況が続いている。
ＪＲ大阪駅、新型コロナウイルス（ＮＩＡＩＤ－ＲＭＬのロゴ）の映像。

東京都内では、きょう新たに１４７１人の新型コロナウイルス感染が確認された。
一日の感染の確認が１０００人を超えるのは９日連続。
これで都内で感染が確認されたのは合わせて９万人を超えて９万６５９人になった。
一方、都の基準で集計したきょう時点の重症の患者は過去最多の１６０人だったきのうより１人減って１５９人だった。
こうした中、きょう開かれた都のモニタリング会議。
感染状況について専門家は新規陽性者数の７日間平均は先週１３日時点の１６９９人からきのうの時点で１４７１人に減少し増加比は８７％と、およそ１か月ぶりに１００％を下回ったものの依然として高い値で推移しているとしている。
国立国際両研究センターの大曲貴夫センター長は「引き続き厳重な警戒が必要」とコメントした。
一方、医療提供体制については重症患者数がきのうの時点で１６０人となり最大値を更新したなどと指摘したうえで東京都医師会の猪口正孝副代表は「新規陽性者数を減らし、重症患者数を減少させなければいけない」とコメントした。
そして都内の感染状況と医療提供体制をいずれも最も高い警戒レベルで維持した。
このほかの関東各県でも新たな感染者が確認されている。
小池知事は「感染終息に向けてのご協力をお願いしたい」と述べた。

緊急事態宣言からおよそ２週間。
新規感染者も重症者も減少する傾向は見られない。
感染して回復したあとも、後遺症に苦しむ若い世代も増えていて、専門家は警鐘を鳴らしている。
きょう、東京では新たに１４７１人の感染が確認された。
９日連続で１０００人を超えた。
重症者は、きのうから１人減って１５９人。
厚生労働省によると、きのう時点の全国の重症者は、過去最多となったおとといと同じ１０１４人。
日本医師会・中川会長はきのうの会見で「このままではトリアージもせざるをえない状態」と命の選別の危機が迫っていると訴えた。
マスクについても言及し、手作りマスクやフェースシールドなどは、不織布のマスクに比べて感染防止効果が低いとされているものもあるとしている。
マスクの素材によって感染を防止する効果に違いがあることが、スーパーコンピューター・富岳のシミュレーションで明らかになっている。
提供・理研、豊橋技科大、神戸大、協力・京工繊大、阪大。
大王製紙。
新型コロナウイルスに言及。