クレディスイス証券・松本聡一郎の解説。
今年前半は株高が続いてくのではとみている。
グラフ：米国Ｓ＆Ｐ５００益利回り（１２か月先コンセンサス利益ベース）、米国実質金利（１０年）を見ると去年は実質金利低下が株高のエンジン。
２１年株式相場見通し（米国、ユーロ圏、英国、新興国、日本）。
株式市場は概ね堅調な動きになると考えている。
日本株の伸びが低め予想の理由は景気回復への期待値が低い、対コロナ“医療”対応力に差。
グラフ：製造業ＰＭＩ（ユーロ圏、米国、中国、日本）を見ると日本の戻りが鈍い。
グラフ：病床数、入院患者数（出所・厚生労働省）をみると第１波比べ現在は入院患者数は増加しているのに病床数は減少している。
クレディスイス証券・松本聡一郎の２１年日経平均予想を紹介。
年前半のうちに３万円をチャレンジするだろうと考えている。
年後半は夏場のオリンピックの有無もあるし９月の選挙もあるので、マーケットが日本の先行きについて自信がなくなってくるのではないか。
日本企業の中には世界経済の回復から恩恵を受ける企業も多くＴＰＰを始め自由貿易協定を日本は積極的に進めてきたので外需をうまく取り込めるところを含めて考えると底堅い値動きになるのでは。