東京都の新規感染者が１日５００人を下回った打開で緊急事態宣言を解除すると４月に再び１０００人を超える恐れがあるという新たなシミュレーションを京都大学の西浦博教授が発表した。
一方第１波のような対策を徹底すると２月下旬に１日の感染者数が１００人未満に減り、その状態で宣言を解除すると春ごろの感染は下火のまま。
長い期間で見ると１日５００人で宣言を解除した場合五輪開催の７月までに２回流行が来るが、１日１００人未満にまで下げてから解除すると山は１回で済む見込み。
西浦教授は緊急事態宣言解除の基準は長期的な見通しで考える必要があるとしている。