日本もワクチン接種を始めるまでには越えなければならないハードルがいくつもある。
人口およそ２２万人の神奈川県厚木市では、３月から一般の住民の集団接種を開始する計画を進めている。
接種までに市が担う業務は、接種会場の確保、接種券の発送業務、予約管理システムの準備、コールセンターの開設、接種データの管理など膨大な準備作業が求められる。
なかでも大きな課題となっているのが医療スタッフの確保。
市の担当者は、今朝、接種に関する一部の業務を委託している医療系人材サービス会社・エイジェックの担当者からスムーズに集団接種を進めるためには１つの会場につき、医師２名、看護師５名など合わせて１２人を配置するという提案を受けた。
ワクチンを打つ時の手間を考慮し、看護師は前回の提案から２名増員。
複数の会場を設置することを考えると、市全体で必要な医療スタッフの人数は１日あたり１００人規模となる内容。
市はスタッフの派遣を地元医師会に依頼する方針だが、医療がひっ迫する中、集団接種に手が回るのか不安を抱える。
厚木市役所健康づくり課・課長・益子利彦のコメント。
厚木市、厚木市保健福祉センターの映像。
生理食塩水、クリニックに言及。