来月下旬から医療従事者、３月下旬から高齢者、その後、持病がある人、５月以降にもそれ以外の人々という流れを目指しているワクチン接種。
これを実際に取り仕切るのは市区町村などの自治体。
これまでにない規模の集団接種にさまざまな課題が。
今夜、菅総理と１時間余り会談した後「想像を絶する」と語った河野ワクチン担当大臣。
短期間で大規模な集団接種はどのように行われるのか。
神奈川県海老名市の職員が向かったのは会場候補の１つ、海老名市北部公園体育館。
海老名市準備チーム担当者は感染予防を徹底した動線の確保を模索する。
更に職員は別の候補地、海老名市総合福祉会館へ。
市は早ければ３月末から始まる６５歳以上の高齢者への接種会場として考えているが、多くの高齢者を２階に移動させることは難しいと判断。
１階にある別の会議室でできないか検討するという。
１つの会場で１日６００人に接種。
半年をかけ、全市民への接種を行うという海老名市。
会場以外にも対応する医師や看護師の確保という課題が。
協力を求めるため医師会は先週、全会員およそ８０の医療機関にアンケートを実施。
現時点で５４の医療機関が回答し、このうち４４の医療機関は集団接種に協力するという。
通常診療と並行して行われるワクチンの接種。
全ての医師や看護師がワクチンの接種に協力できる状況ではない。
政府は接種対象を１６歳以上とする方向で調整している。
海老名市医師会副会長のコメント。

住民に対するワクチンの接種を取り仕切るのが、市区町村などの各自治体。
人口約１３万６０００人の神奈川県海老名市はことし、ワクチン接種準備チームを発足。
１人２回接種する必要があるため、市は最も多くて約２７万回の接種を想定している。
短期間で多くの住民に接種するため、市は集団接種を考えている。
集団接種で市が想定している接種数は、全体の６割に当たる約１６万回。
１つの会場で１日６００人に接種する予定で、半年かけて全市民への接種を行う考え。
ワクチン接種の中心を担う医師や看護師をどう集めるのか医師会と会議が行われた。
歯科医を動員する可能性も。
協力を求めるため医師会は先週、全会員約８０の医療機関にアンケートを実施。
現時点で５４の医療機関が回答し、このうち４４の医療機関は集団接種に協力するという。
通常診療と並行して行われるワクチンの接種。
すべての医師や看護師がワクチンの接種に協力できる状況ではない。
海老名市役所、海老名市総合福祉会館の映像。
海老名市・準備チーム担当者、医師会副会長のコメント。