政権移行が止まっていることについて。
元防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典「米国内の話なのでこちらからどうしろという話ではないが、自分が今防衛大臣だったとして、今北朝鮮が弾道ミサイルを含めた威嚇行動をとり、日本の上空を飛び排他的経済水域に着水するということがあった時に相当日本政府としては緊張が高まり、日米で協議する相手が今回エスパー国防長官が解任され、議会で承認されていない候補と話をする、あるいはカウンターパートが決まらない。日本の安全保障ひとつ取っても有事の際に具体的にどういう対応をとったら良いのか悩むところなので早く決めて頂きたい。もし私が中国、ロシア、北朝鮮だとしたら相手が怒らない程度で、怒らない分野で最終的なレベルを上げていって、バイデンになった時に最終的にスタンダードはこんな高さですよというところに交渉の理由を上げてくると思う。日本としては１つ１つよく見て抗議をして、米国に共通の価値観を持ってもらい一緒に抗議をする、その努力をするしかない」。
南シナ海、尖閣、米軍、トランプ大統領、北方領土について言及。