４月からの入園が当たり前と考えられていた保育園だが、１歳未満の子どもを保護者が希望する月に入園できる制度を始めた自治体もある。
保護者から「子どもの成長に合わせて入園させたい」という声が上がる一方で、保育園側にはそれができない事情もあった。
保育園は保育料などで運営されているが、年度途中に入園するとその分、収入が減ってしまう。
そこで埼玉県は今年度からその減収分を補填する制度を始め、予約での入園を後押しすることにした。
保育園側も予約制度を歓迎している。
これまでは４月に０歳児が最大で９人入園し、保育士に重い負担がかかっていた。
しかし新たな制度を導入した今年度は４月入園はわずか３人で、子どもたちが園の生活に慣れるのも早く人手が足りない他のクラスに保育士を充てる余裕も出た。
蕨市児童福祉課・福田望課長、蕨市立さくら保育園・猿田由美子園長のコメント。
蕨市役所の映像。