宝くじを獲得するための条件としては、年齢が18才以上背あること、オハイオ州民であること、およびコビッド19感染防止ワクチンを最低限1回受けたことが必要となる。
オハイオ州の共和党州知事のデウイン氏は「100万ドルの税金を宝くじにつぎ込むのはお金に無駄という声を聴くが、ワクチンの接種の機会が与えられていながら、その権利を使わないでコビッド19感染で死亡することが最も無駄なことではないか。...
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宝くじを獲得するための条件としては、年齢が18才以上背あること、オハイオ州民であること、およびコビッド19感染防止ワクチンを最低限1回受けたことが必要となる。
オハイオ州の共和党州知事のデウイン氏は「100万ドルの税金を宝くじにつぎ込むのはお金に無駄という声を聴くが、ワクチンの接種の機会が与えられていながら、その権利を使わないでコビッド19感染で死亡することが最も無駄なことではないか。」と豪語した。
オハイオ州のワクチン接種キャンペーン宝くじは、毎週水曜日に抽選され当選者が決まり、5週間継続される。 なお、最初の当選者は5月26日に発表されるという。 宝くじ賞金の財源には、連邦政府が州政府に歳出しているコビッド19感染対策資金を使用するという。
オハイオ州では宝くじと同じように、17才以下の若年層のワクチン接種を対象に、オハイオ州の州立大学のうち一校の4年間の奨学金を抽選で受け取れる「奨学金 くじ」を計画している。
なお、米国の食品医薬品局(FDA)は5月10日にファイザー/バイオンテック製のワクチン使用許可を12才から15才までの若年層まで広げている。
米国では最近 一日当たりのワクチン接種人数が減少しつつあるので、未接種者に接種を受けさせるためにビール、ドーナツ、スポーツ観戦チケットなどの提供などあらゆる手段が講じられている。 努力の甲斐があって、米国では現在の所、約59%の成人が最低1回のワクチン接種を受けたという。
ワクチン既接種者が2%にとどまっている日本にとっては羨ましい限りである。
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