人間の肺から排出される空気をコビッド19検出用の計器にかける方法で、従来の飲酒運転ドライバーの検出で使われている方法に類似していて、PCRテストに比べて極めて簡単で迅速だという。
肺から排出される空気の組成は、健康状態により変化する。特に、ウイルス感染すると我々の細胞から特徴的な生化学反応生成物質が微量作られ、その物質を検出することができればコビッド19感染が判定できるという。
生化学的な微量生成物質を利用するために、リヨン市で共同研究コンソーシアムがコビッド19感染物質の検出方法を広範にわたって試験した。...
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人間の肺から排出される空気をコビッド19検出用の計器にかける方法で、従来の飲酒運転ドライバーの検出で使われている方法に類似していて、PCRテストに比べて極めて簡単で迅速だという。
肺から排出される空気の組成は、健康状態により変化する。特に、ウイルス感染すると我々の細胞から特徴的な生化学反応生成物質が微量作られ、その物質を検出することができればコビッド19感染が判定できるという。
生化学的な微量生成物質を利用するために、リヨン市で共同研究コンソーシアムがコビッド19感染物質の検出方法を広範にわたって試験した。
例えば、大気汚染を計測するのに使用している検出器とか、スポーツ選手のドーピングテストの検出器などである。
リヨン共同研究コンソーシアムが開発したコビッド19感染検出器のプロトタイプでは、肺から排出される空気中の数千種類の成分を精密に1秒内で分析できるという。 さらにその成分中にコビッド19感染の証拠となる成分を検出できるという。
現在、リヨンの体育館ではPCRテストが行われており、PCRテストが終わった人たちに任意でコビッド19検出器「コビッドエアー」のテストに参加で、チューブに息を吹きかけてもらい、コビッド19に感染しているかを臨床試験している。PCRテスト結果と「コビッドエアーテスト」結果を比較することで「コビッドエアー」の有効性を確認できるという。
関係者たちによると、「コビッドエアー」の実証試験結果は夏のバカンス時期までに明らかになると予想しており、その結果、有効性が立証できれば、検出器を空港や病院やスタジアムなどの公共の場に設置し、迅速なコビッド19感染検査に役立てたいという。
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