イランはこれまでのところ、中近東諸国の中でコビッド19の感染が最も広がった国となっている。因みにイランではこれまでコビッド19感染により6万人近い死亡者を出している。
ワクチン接種はイランの635箇所の病院で同時に開始され、まずはコビッド19感染した患者の治療に当たっている医療従事者に対しての接種が最優先となっている。
コビッド19感染防止のワクチン接種は、イラン革命の42回目の記念日の前日に、時を同じくして開始された。...
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イランはこれまでのところ、中近東諸国の中でコビッド19の感染が最も広がった国となっている。因みにイランではこれまでコビッド19感染により6万人近い死亡者を出している。
ワクチン接種はイランの635箇所の病院で同時に開始され、まずはコビッド19感染した患者の治療に当たっている医療従事者に対しての接種が最優先となっている。
コビッド19感染防止のワクチン接種は、イラン革命の42回目の記念日の前日に、時を同じくして開始された。
イランのサイド・サマキ厚生大臣は、今回のワクチン入荷に続いて来週、新しい入荷があることを公表した。イラン当局に対してSNS上で、ワクチン輸入が遅れていることに非難の声があがっている中、厚生大臣は自分の息子がロシア製のワクチン接種を受けさせたことを公表しイラン国民へロシア製ワクチンの安全性を強調した。
イラン政府は人口8300万人を擁するくにであるが、100万人分のロシア製ワクチンを追加購入し、その後400万人分のアストラゼネカ製ワクチンや中国製、インド製ワクチンも購入する計画である。
さらに現在、イランはワクチンを国内で生産するいくつかの計画を立案中で、ワクチンの大量生産を春には開始したいという。
大量生産のワクチンとしてロシア製のスプ―トニックVを使うのか定かではないが、これが成功するか今後を見守りたい。
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