特に、最近世界各所での感染力の強いコビッド19変異種の発見により悲観的な見方が強まったという。

中国の研究者たちの感染病伝播シミュレーションモデルによると、現在から3月初めまでに世界中で少なく予測して30万人が、さらに最も悲観的な予測では500万人が死亡すると警告している。...

特に、最近世界各所での感染力の強いコビッド19変異種の発見により悲観的な見方が強まったという。

中国の研究者たちの感染病伝播シミュレーションモデルによると、現在から3月初めまでに世界中で少なく予測して30万人が、さらに最も悲観的な予測では500万人が死亡すると警告している。

なお最も悲観的な予測は、コビッド19感染による死亡率を3％、すなわち昨年、河北省の州都、石家庄の感染者増大で医療崩壊が起きた時の死亡率を適用した場合のケースに相当する。

一方、上海パスツール研究所の研究者が南中国モーニングポスト紙に投稿した記事によると、今後のコビッド19変異種を伴った感染流行は世界の医療システムの崩壊に繋がりかねないという。

すなわち、コビッド19変異種は人々の体内に入り、感染がし易い季節ごとに正体を現し、感染流行を繰り返す予測している。

上海パスツール研究所の研究者、これが現実になれば、従来の感染防止対策である都市封鎖、PCRなどの感染症陽性テストおよびマスク着用などの衛生管理や行動規制など、中国がこれまで行ってきた方法は通用しなくなると警鐘を鳴らしている。