遡れば2017年6月にサウジアラビア、アラブ首長国連邦（UAE）、バーレンおよびエジプトの4国はカタールと外交関係を断絶した。

すなわち、カタールがイランと親交があり、ISやアルカイダと同様、テロリスト集団と見做されているムスリム同胞団を支援しているというのが論拠となっていた。

1月5日火曜日、サウジアラビアを含めた4か国はサウジのアルウラ市での湾岸諸国サミットでカタールとの外交と経済封鎖状態を解除することを発表した。...

遡れば2017年6月にサウジアラビア、アラブ首長国連邦（UAE）、バーレンおよびエジプトの4国はカタールと外交関係を断絶した。

すなわち、カタールがイランと親交があり、ISやアルカイダと同様、テロリスト集団と見做されているムスリム同胞団を支援しているというのが論拠となっていた。

1月5日火曜日、サウジアラビアを含めた4か国はサウジのアルウラ市での湾岸諸国サミットでカタールとの外交と経済封鎖状態を解除することを発表した。

その後、カタール航空とサウジ航空も1月11日月曜日から両国間のフライトを開始すると発表した。

カタール当局は1月9日土曜日7:00GMTから陸路についてドーハの南方120㎞にあるサウジとの国境、アブサマラ検問ポイントで通行可能になったと発表した。　AFP特派員によるとカタール側からサウジへの車の進行が円滑であるが、サウジ国境からカタールに入る車の列は逆方向に比べて少ないという。

これは、サウジ人のカタール入国側でのコビッド19感染検査に時間がかかるのと、感染テスト陰性の場合も国境付近のホテルで１週間の隔離が入国条件となるためとみられる。このためカタール入国経費はホテル代も併せて数万円かかるという。