米国の著名政治評論家キャンディス・オーウェンズは、自身の投稿に対しフェイスブックのファクトチェッカー(事実確認者)が民主党寄りの見解を持って検閲をしたとして提訴した。その結果、ファクトチェックを行った組織「ポリティファクト」は、根拠のない検閲をしたとして落ち度を認めた。オーウエンズ氏はファクトチェッカーが民主党のための検閲機関と化していると批判している。
『エルサレムポスト』や
『ロシアトゥデイ』によると、オーウエンズ氏は数週間前に、フェイスブックに「ジョー・バイデンは文字通り、また法的にもまだ次期大統領ではないのに、なぜメディアは彼が次期大統領として確定しているかのように報じているのか?」という投稿をしたところ、フェイスブックは虚偽の情報だとしてこの投稿を検閲した。
オーウエンズ氏によると、この投稿はファクトチェックをしている組織「ポリティファクト」によって虚偽情報のラベルが付けられ、バイデン氏が次期大統領として確定している理由を説明する文章も加えられた。...
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『エルサレムポスト』や
『ロシアトゥデイ』によると、オーウエンズ氏は数週間前に、フェイスブックに「ジョー・バイデンは文字通り、また法的にもまだ次期大統領ではないのに、なぜメディアは彼が次期大統領として確定しているかのように報じているのか?」という投稿をしたところ、フェイスブックは虚偽の情報だとしてこの投稿を検閲した。
オーウエンズ氏によると、この投稿はファクトチェックをしている組織「ポリティファクト」によって虚偽情報のラベルが付けられ、バイデン氏が次期大統領として確定している理由を説明する文章も加えられた。
オーウエンズ氏は20日に、虚偽のラベルを付けられた理由を知るために提訴したところ、「ポリティファクト」は検閲が不当であったことを認めた。「ポリティファクト」の弁護士は、「どのように、またはなぜ投稿が虚偽とラベル付けされたのか分からない。調査中であり、正式により多くの情報を共有したい」と述べた。
オーウエンズ氏は「デイリー・ワイヤー」のインタビューで「私は、これらの事実確認者が嘘をついていることを示したかった。ほとんどの人はお金を持っていない、時間を持っていない、そして彼らを追跡するためのプラットフォームを持っていないので、事実確認者達の嘘に対して何もなされない。」と語っている。
その後、バイデン氏が次期大統領だとする理由を説明した「ポリティファクト」の記事は撤回され、ファクトチェッカーの組織は26日に自分たちに落ち度があったことを認める訂正文を掲載した。
オーウエンズ氏は、今回弁護士を通して行動をとったことで「ポリティファクト」は対応してくれたものの、フェイスブック上でファクトチェッカーに問い合わせても、このような対応はしてはもらえないものだと説明した。「ファクトチェッカーたちは自分たちがテクノロジーの神であり、オピニオンチェッカーであり、検閲の主人だと思って座っている」と説明した。
フェイスブックは虚偽の情報の拡散抑制に取り組むために、独立した第三者ファクトチェッカーと連携しているが、ファクトチェッカーの働きに対する事実確認を行うためには、訴訟が唯一の選択肢であるという見解を示した。
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