そのため、WHOアフリカ支部と、アフリカ連合の疫病防止、対策センター(CDC)では、コビッド19感染に対する、植物由来の治療薬の効果を科学的に実証評価する手順書を作成することとなった。
現在、アフリカで使われている治療薬の例として、まず、コビッド-オーガニックがある。これは、マダガスカルのアルテミシア(ヨモギ属)、象牙海岸のマルグシエール(センダン科)とコンゴ民主共和国のコンゴ・ボロロを混ぜた煎じ薬である。...
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そのため、WHOアフリカ支部と、アフリカ連合の疫病防止、対策センター(CDC)では、コビッド19感染に対する、植物由来の治療薬の効果を科学的に実証評価する手順書を作成することとなった。
現在、アフリカで使われている治療薬の例として、まず、コビッド-オーガニックがある。これは、マダガスカルのアルテミシア(ヨモギ属)、象牙海岸のマルグシエール(センダン科)とコンゴ民主共和国のコンゴ・ボロロを混ぜた煎じ薬である。
このような伝統的な手法でつくられた薬は、コビッド-オーガニック以外にも開発されており、その数はコビッド-19の感染流行開始当初からアフリカ諸国で増加しているという。
しかし、コビッド19感染に対する、アフリカの伝統的な薬剤の効用や無害性については、現在、論争の的となっており、一部の国では、薬効の試験を開始しているところもあるという。
そのため、WHOアフリカ支部とCDCは、これらの植物由来のコビッド19感染治療薬の科学的な臨床試験方法の手順書を作成することとなった。
今後、アフリカで科学的な臨床試験の手順書に従い、信頼できる薬効データが蓄積され、コビッド19感染に対し、有効な植物由来の治療薬が見つけられることが希望される。
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