この政策は、AP通信社の調査によると、中国におけるイスラム教徒の人口を減少させることに狙いがあるという。
ウイグル族女性の妊娠検査や避妊や強制的な中絶などをとおして、中国当局によるウイグル族の出生率の管理が、新疆ウイグル自治区で行われていることがAP通信社の調査で明らかになった。
なお、新疆ウイグル自治区には、2500万人の人口の半数近くが、ウイグル族で占められており、主にイスラム教信者で構成されている。...
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この政策は、AP通信社の調査によると、中国におけるイスラム教徒の人口を減少させることに狙いがあるという。
ウイグル族女性の妊娠検査や避妊や強制的な中絶などをとおして、中国当局によるウイグル族の出生率の管理が、新疆ウイグル自治区で行われていることがAP通信社の調査で明らかになった。
なお、新疆ウイグル自治区には、2500万人の人口の半数近くが、ウイグル族で占められており、主にイスラム教信者で構成されている。
中国政府の作成した統計資料や公式文献や投獄されたウイグル族の証言を基にすると、過去4年間に中国政府により推し進められてきた政策は、まさに人口構成の人為的な修正操作で、ウイグル族の虐殺に相当すると専門家は指摘している。
集められたデータによると、中国政府はウイグル族の女性に、妊娠検査を受けさせ、避妊具を付けさせるか、不妊手術や中絶を強要している事実が浮かび上がってきた。
AP通信社の6月29日月曜日付けの記事では、近年、中国国内での子宮内避妊具の使用や不妊治療が減少しているにも拘らず、新疆ウイグル自治区では逆に増加しているとの結果が発表された。
ともかく、中国当局のウイグル族に対して推し進めている人口統制は非人道的で、さらに人種差別的で、香港の民主化運動への弾圧とともに、隣国の日本としても無視できない問題となりつつある。
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