【Globali】
日本:オリンピック延期後、新型コロナ感染者急増(2020/03/30)
東京オリンピックの延期が決定した後、新型コロナウィルスの感染者数が急激に増えたことに対して、日本では疑惑が広がっていると報じられている。
3月30日付米国
『AP通信』は「オリンピック延期後、東京の感染者急増に疑問が広がる」との見出しで以下のように報道している。
オリンピック延期決定前、近隣諸国の新型コロナ感染状況とは違い、日本の感染拡大は抑えられていたように見えた。だが来年への延期が決まった今、日本の感染者は急増している。東京都知事は人々に外出自粛を求め、ロックダウンの可能性も示唆している。東京における突然の感染者増加や東京都や政府の強硬な姿勢は、国会や、市民の間で疑問視されている。...
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3月30日付米国
『AP通信』は「オリンピック延期後、東京の感染者急増に疑問が広がる」との見出しで以下のように報道している。
オリンピック延期決定前、近隣諸国の新型コロナ感染状況とは違い、日本の感染拡大は抑えられていたように見えた。だが来年への延期が決まった今、日本の感染者は急増している。東京都知事は人々に外出自粛を求め、ロックダウンの可能性も示唆している。東京における突然の感染者増加や東京都や政府の強硬な姿勢は、国会や、市民の間で疑問視されている。日本が感染拡大を承知しながら、予定通り7月24日にオリンピックを開催できるとの望みに賭けて、社会的距離の確保の定着を遅らせたのではないかとの疑問がもたれているのだ。オリンピックが無くなった今、多くの人が日本が隠す必要が無くなったために数が増えているのではないかとの疑惑を持ち始めているである。鳩山由紀夫元総理はツイッターで、「コロナウィルス対策を行っているとの印象を与えるため、東京は厳しい要請を避け、感染患者数が少なく見えるようにしたのではないか。」等と述べている。
一方、安倍総理は、日本が検査件数の制限や、新型コロナによる死者を肺炎が要因とすることで、感染者数を操作したとの疑惑を否定。専門家は感染者急増の大きな要因は感染経路不明者の増加や、海外の感染増加が原因だとしているという。
日本の対策は、個々人の検査よりも、クラスターや感染経路特定を焦点としてきた。検査件数を増やすと必要な病床が増え、重傷者へ回らなくなることで医療システムの崩壊を招くことを懸念したのである。
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