【Globali】
ブラジルのトランプと言われたボルソナーロ大統領;トランプよろしく新型コロナウィルスは軽いインフルエンザの一種と妄言【米・フランスメディア】(2020/03/26)ブラジルのジャイール・ボルソナーロ大統領(65歳、元軍人)は、就任以来数多の強権発動を行い、ブラジルのトランプと揶揄された。同大統領はそれを気に入っているのか、本家の米大統領が、新型コロナウィルスなど機構が温かくなれば雲散霧消すると嘯いていたのと同様、依然、インフルエンザの一種だと断じて、大都市封鎖に踏み切る知事・市長らに対して、経済活動を復活させるよう檄を飛ばしている。なお、3月25日現在、新型コロナウィルス感染は世界172ヵ国に及び、感染者数43万6,159人(死者数1万9,648人)となっていて、ブラジルの感染者数は世界19位、かつ南米最多の2,271人(死者47人)と、感染程度が楽観できる程低い訳ではない(米ジョンズ・ホプキンス大学内研究機関集計データ引用)。
3月25日付米『ロイター通信』、フランス『AFP通信』:「ボルソナーロ大統領、新型コロナウィルスで“ヒステリー”になるなと国民に職場復帰を強要」
ブラジルのジャイール・ボルソナーロ大統領は3月24日、同国最大都市で新型コロナウィルス感染は拡大防止のための封鎖措置が取られる中、ウィルス禍に“ヒステリー”になることは止めて、雇用や家計を守るために職場復帰をするよう強く求める演説をした。 同大統領は演説の中で、リオデジャネイロとサンパウロの州知事及び市長に対して、ほぼ経済停滞となる都市封鎖の決定は言わば“戦時の焦土作戦”のようなもので、かかる愚かな政策を撤回するよう求めた。...
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