27日、フランスの2020年版ミシュランガイドが発表され、新しく3人のシェフが最高賞の三ツ星を獲得した。そのうちの1人、長野県出身の小林圭さん(42)がパリで開店したレストラン「Kei」で三つ星を獲得し、日本人シェフとして初の快挙を成し遂げた。
『MSN』ニュースによると、小林さんは、パリのルーブル美術館の近くに10年近く住んでおり、フランス料理に情熱を注いでいるという。
42歳の小林さんは童顔でブロンドの髪で授賞式に参加し、「今、多くの日本人シェフがいますが、私たち受け入れられていることを感謝します。フランスありがとう!」と述べたという。
2011年にパリ1区に開店したレストラン「Kei」は翌年2012年に早くも一つ星を獲得し、2017年には、二つ星に昇格した。...
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『MSN』ニュースによると、小林さんは、パリのルーブル美術館の近くに10年近く住んでおり、フランス料理に情熱を注いでいるという。
42歳の小林さんは童顔でブロンドの髪で授賞式に参加し、「今、多くの日本人シェフがいますが、私たち受け入れられていることを感謝します。フランスありがとう!」と述べたという。
2011年にパリ1区に開店したレストラン「Kei」は翌年2012年に早くも一つ星を獲得し、2017年には、二つ星に昇格した。今回の三ツ星はそのわずか8年後であり、本人も「大きな驚き」だったという。
今回、有名な格付け本の審査員の舌を魅了したのは、「カリカリ野菜の庭園、スコットランドのスモークサーモン、ルッコラのムース、レモンのエマルション」という料理。 ミシュランのウェブサイトによると、小林さんを「象徴するこの代表的料理は、野菜がスポットライトを浴びる美しい空想的な一皿」であり、「圧倒的な優雅さ」を象徴していると評価されている。
『ル ポワン』によると、小林さんの料理は、母国である日本の食材と、養子となったフランスの国の料理を組み合わせているのが特徴となっており、2017年には、同誌のインタビューで「「私は2つの文化からそれぞれ最高のものを取り入れています。 日本の美学、正確さ、色彩の調和、自然の調和と、フランスの風味のバランス、食感の優美さ、フランス独特の繊細さと洗練さを組み合わせています」と説明している。
小林さんは、昨年のアルゼンチン出身のシェフ、マウロ・コラグレコに続いてフランスで三ツ星を獲得した2番目の外国人シェフとなる。
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