日本の公共放送NHKが金曜、北朝鮮が発射したミサイルが海上に落下と誤って伝え、数時間後に訓練用の警報文書だったと謝罪した。これは今月、米国と東アジア同盟諸国が北朝鮮による長距離ミサイル試射という”クリスマスギフト“への警戒に気をもんでいる中の誤報であった。 夜中の０：２２、NHKはウェブサイト版で「北朝鮮のミサイルが海に落下と推定、北海道襟裳岬の東約2000キロ」と流した。...

日本の公共放送NHKが金曜、北朝鮮が発射したミサイルが海上に落下と誤って伝え、数時間後に訓練用の警報文書だったと謝罪した。これは今月、米国と東アジア同盟諸国が北朝鮮による長距離ミサイル試射という”クリスマスギフト“への警戒に気をもんでいる中の誤報であった。 夜中の０：２２、NHKはウェブサイト版で「北朝鮮のミサイルが海に落下と推定、北海道襟裳岬の東約2000キロ」と流した。その後２：２８にこの報道を訂正した。 国民に災害や緊急警報を伝えるのは公共放送の義務であり、同局のニュースキャスターは常時頻繁に地震などの災害訓練を行っている。2017年北朝鮮が襟裳岬沖にミサイルを発射した際には、サイレンが鳴り響き、政府によるJアラートが全国にいる数百万人の携帯電話に発信された。NHKは昨年１月にも北朝鮮のミサイル発射を誤報している。

２６日付米国『CNBC』は「NHKが北朝鮮の“クリスマスギフト”を誤報」との見出しで以下のように報道している。

NHKは、北朝鮮のミサイルが日本列島の東の海に落下したと誤報し、その後訓練用の警告だったと説明し謝罪した。実際にミサイルが発射された時には、サイレンや政府が発するJアラートが全国の携帯に発信され、寝ているところを起された人もいた。北朝鮮の金正恩は、年末までに、核交渉で米国に新たな譲歩を提案していた。