保守党のジョンソン党首は、党が世論調査で10ポイント優勢であるのを利用して、現在、EUと進めている新しい離脱協議によるEU離脱路線を選挙戦のうたい文句にしている。

ジョンソン首相としては、この総選挙で保守党議員数を過半数にして、クリスマス前に、EUとの離脱協議案を国会で可決させ、その後、各国との投資計画の議論へと進めたい考えである。...

保守党のジョンソン党首は、党が世論調査で10ポイント優勢であるのを利用して、現在、EUと進めている新しい離脱協議によるEU離脱路線を選挙戦のうたい文句にしている。

ジョンソン首相としては、この総選挙で保守党議員数を過半数にして、クリスマス前に、EUとの離脱協議案を国会で可決させ、その後、各国との投資計画の議論へと進めたい考えである。　なお、EU離脱はこれまで3度も延期されているが、来年1月31日には決着したいと考えている。

一方、コルビン労働党党首は、6か月後に新たな国民投票を行い、英国国民に、新しいEUとの離脱協議案に賛成するか、もしくはEUに残留するかを選択させることを主張している。

なお、コルビン労働党党首は、新たな国民投票を行うかに関しては態度があいまいなため、ジョンソン首相からの攻撃の的となっている。

金曜日の討論会後のユーグブ社の世論調査会社によると、ジョンソン首相が52％、コルビン党首が48％の支持を得たという。

ともあれ、12月12日木曜日の英国での総選挙結果を見守りたい。