独政府のシュルツ環境大臣によると、援助資金の停止理由は、ジャイール・ボルソナロ大統領が1月に選出されてから、ブラジルの森林伐採が増加の一途をたどっており、何らアマゾンの森林保護の効果が上がっていないためであると、独紙
『ターゲス・シュピーゲル紙』を通じて答えた。
ブラジルでは、アマゾン流域の60%以上の森林が、ブラジル大統領の農業地域拡大政策で少しずつ減少しているという。
ブラジル宇宙観測研究所(INPE)は先週の火曜日に、今年7月の森林伐採量は、去年2018年7月の4倍にも達していると発表した。...
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独政府のシュルツ環境大臣によると、援助資金の停止理由は、ジャイール・ボルソナロ大統領が1月に選出されてから、ブラジルの森林伐採が増加の一途をたどっており、何らアマゾンの森林保護の効果が上がっていないためであると、独紙
『ターゲス・シュピーゲル紙』を通じて答えた。
ブラジルでは、アマゾン流域の60%以上の森林が、ブラジル大統領の農業地域拡大政策で少しずつ減少しているという。
ブラジル宇宙観測研究所(INPE)は先週の火曜日に、今年7月の森林伐採量は、去年2018年7月の4倍にも達していると発表した。
ブラジル大統領は、誤ったデータをNGOなどに公表したとしてINPEを非難し、INPEの所長を更迭した。
独のブラジル政府への対抗措置として、まず、第一ステップは、ブラジルでの森林と生物多様性の保護プロジェクトへの3500万ユーロ(=約42億円)の援助資金を森林保護の状況が改善されるまでの間、しばらく見合わせると、独紙『ターゲス・シュピーゲル紙』が報じている。
独政府は、2008年から今年の2019年まで、ブラジルにおける様々な環境保護プロジェクトのために9500万ユーロ(=約114億円)の援助をブラジル政府に行っている。
なお、独は、2008年にアマゾン流域の森林保護の基金には援助を継続する意向であるが、ノルウェーは昨年から基金への援助額を半減し、将来的には援助を無くすると予告している。
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