これは、24時間前に米国がイラン所有と見られるドローンを撃墜したという事件が起こってからの出来事で、イランと米国の関係に、ますます緊張度が高まっている。
英国政府は、今回のイラン側のタンカー拿捕について、2隻の船の拿捕は極めて遺憾であると表明している。なお、英国のジェレミー・ハント外務大臣は、英国船籍とリベリア船籍の2隻の船が拿捕されたと発表していた。
その後の情報で、リベリア国籍のタンカー、メスダルの船主の話によると、この船はイラン側の入船検査を受けた後、解放され船員は全員無事だとのことである。...
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これは、24時間前に米国がイラン所有と見られるドローンを撃墜したという事件が起こってからの出来事で、イランと米国の関係に、ますます緊張度が高まっている。
英国政府は、今回のイラン側のタンカー拿捕について、2隻の船の拿捕は極めて遺憾であると表明している。なお、英国のジェレミー・ハント外務大臣は、英国船籍とリベリア船籍の2隻の船が拿捕されたと発表していた。
その後の情報で、リベリア国籍のタンカー、メスダルの船主の話によると、この船はイラン側の入船検査を受けた後、解放され船員は全員無事だとのことである。 イランの正式発表によると、英国船籍のルステナ・インペロの拿捕は、7月19日金曜日に、イラン革命海軍により、「国際海運法規の違反」という理由によるという。
なお、今回の拿捕は、7月4日、ジブラルタルでの英国当局のシリア向けに石油を輸送するイランタンカーの拿捕に対する報復ともみられ、シリアタンカーのジブラルタルでの拘束期間を30日間延長する決定がなされてから数時間後に実行された。
ホルムズ海峡は、世界で使用される原油量の1/3が輸送される海峡で重要な役割を担っている。
米国は、イラン側の挑発行為に対して、両国間の緊張感を高めるものとして非難しており、湾岸地域での米軍の兵力増強することで抑止力を高めたいと表明した。
サウジアラビアも、報道官を通じて、自国に米軍の部隊を受け入れることに関し、サルモン王から許可が得られており、これにより湾岸地域の安全保障を高めたいと述べている。
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