6月21日付米
『ザ・デイリィ・コーラー』オンラインニュース:「ジョン・ブレナン氏、トランプ大統領のイラン攻撃命令撤回を評価」
元CIA長官のジョン・ブレナン氏(2013年3月~2017年1月就任、63歳)は6月21日、ドナルド・トランプ大統領がイラン攻撃命令を直前で撤回した事態につき評価するとのコメントを発表した。
かねてより同大統領を批判する急先鋒であったブレナン氏は、『MSNBCニュース』のインタビューに答えて、同大統領がイラン攻撃作戦実行を思いとどまったことによって、中東における戦火拡大を防ぐことになったとして、珍しく同大統領の判断を称賛した。...
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6月21日付米
『ザ・デイリィ・コーラー』オンラインニュース:「ジョン・ブレナン氏、トランプ大統領のイラン攻撃命令撤回を評価」
元CIA長官のジョン・ブレナン氏(2013年3月~2017年1月就任、63歳)は6月21日、ドナルド・トランプ大統領がイラン攻撃命令を直前で撤回した事態につき評価するとのコメントを発表した。
かねてより同大統領を批判する急先鋒であったブレナン氏は、『MSNBCニュース』のインタビューに答えて、同大統領がイラン攻撃作戦実行を思いとどまったことによって、中東における戦火拡大を防ぐことになったとして、珍しく同大統領の判断を称賛した。
なお、同大統領は6月20日、同日早朝にイラン革命防衛隊によって米軍ドローンが撃墜されたことから、一旦は報復攻撃を認めたが、片や撃墜されたのが無人機であることと、こなた空爆した場合の推定犠牲者150人との不釣り合いから、イラン攻撃命令を直前に撤回していた。
6月22日付米『Foxニュース』:「反トランプ派のジョン・ブレナン元CIA長官、イラン攻撃作戦中止のトランプ大統領を称賛」
トランプ大統領は6月21日のツイッターで、イラン攻撃作戦実行10分前に攻撃中止を指示したと言及した。
同大統領は当初、厳しい外交政策で知られるジョン・ボルトン大統領補佐官(米国家安全保障問題担当)の突き上げで、一旦は対イラン攻撃を許可したものの、同作戦実行による相手方犠牲者が150人前後と推定されるとの報告を受けて、失ったのは無人機だけであるため、同作戦実行は不釣り合いだと判断したという。
そこで、いつもは同大統領に厳しい批判をしているブレナン氏が6月21日、タカ派のボルトン氏やマイク・ポンペオ国務長官の進言を聞き入れなかった同大統領を称賛すると表明した。
一方、同日付ロシア『スプートニク・インターナショナル』オンラインニュース:「トランプ大統領、イラン攻撃について語る」
トランプ大統領は6月22日、『NBCニュース』の番組でのインタビューに答えて、一旦は対イラン軍事行動を認め、直前にそれを撤回した経緯を説明した。
それによると、同大統領がイラン攻撃を実行した場合、イラン側の犠牲者はどうなるかと将校に質したところ、150人前後と推定されるとの回答だったので、無人機が撃墜されただけの米国側に比して不相応だと判断して、攻撃を止めさせたという。
なお、同大統領が攻撃命令を撤回した事態を受けて、反トランプ派の急先鋒であるブレナン元CIA長官は、中東における戦火拡大のリスクを回避することになったとして、同大統領の決断を評価する旨公に表明している。
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