国会では、同性間の結婚と婚姻関係の行政上の登録を許可する法案が、賛成多数で成立した。

この法案の成立によって、台湾が、同性愛者の権利を認める点に関し、アジアで最先端の国となったことを世界に示したこととなる。さらに、世界中のLGBTの権利を擁護してきた団体にとって、今回の台湾での同性結婚の合法化は1つの勝利と位置付けている。...

国会では、同性間の結婚と婚姻関係の行政上の登録を許可する法案が、賛成多数で成立した。

この法案の成立によって、台湾が、同性愛者の権利を認める点に関し、アジアで最先端の国となったことを世界に示したこととなる。さらに、世界中のLGBTの権利を擁護してきた団体にとって、今回の台湾での同性結婚の合法化は1つの勝利と位置付けている。

17日、台湾では、激しい豪雨にも拘らず、この法案成立を祈る人たちは国会近くに集まり、LGBT擁護運動の虹色の旗を振りかざし、ひとたび法案成立のニュースが飛び込むと一斉にVサインを示した。

ただし、この法案では、同性結婚が、異性結婚と全く同じ権利を認めているわけでなく、同性結婚したカップルが養子にできる子供は、パートナーのいずれかと血縁関係がある場合に限られるという。

いずれにせよ、日本はLGBT法案に関しては台湾に先んじられた感があり、誠に 残念に思われる。