【Globali】
磁北極位置の最近40年間における変動の激化が、船舶や航空機の航行に影響『ロイター通信社』によると、1月11日、英国と米国の科学者たちが、磁北極位置変動の年ごとの激化により、北極での船舶や航空機の航行補助用の世界磁極モデル(WMM)のデータ更新をひんぱんに行う必要が生じたと表明した。
北半球での羅針盤の磁針の北を示す方向位置(磁北極)が、最近40年間でランダムに変化しているという。1世紀前はカナダの北沿岸部にあった磁北極が、現在では北極海の中にあり、ロシアに向かって移動しているという。
英国のエディンバラ市の英国地理探査局(BGS)のシアラン・ベガン研究員によると、磁北極は1900年から1980年の間、あまり変動はなかったが、それ以後の40年間は変動が激しくなり、毎年、50kmほど変動しているという。...
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