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【Globali】
黄色のチョッキ運動で、60%のスピード違反検知用レーダーが破壊される(2019/01/12)
『AFP通信社』によると、1月10日、仏のクリストフ・カスタナー内務大臣は、60%近くのスピード違反検知用のレーダーが、去年11月半ばから始まった黄色のチョッキ運動の参加者により破壊され、使用無能になったと報告し、スピード違反の増加で、路上の安全性が損なわれることが心配されると述べた。
カスタナ―内部大臣は、さらに道路に設置された3200か所(このうち、2500か所がスピード違反の取り締まりに使用)のレーダーのうち、約2000か所のレーダーが破壊され、使用できなくなっていると報告した。
道路交通安全局によると、レーダー破壊による数の減少は、スピード違反者の増加として表われ、去年12月のスピード違反者は前年度の12月に比べ、20%増加したという。
道路交通安全局のバルブ代表の説明によると、レーダーは2か所のシステムが対となって機能する。...
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カスタナ―内部大臣は、さらに道路に設置された3200か所(このうち、2500か所がスピード違反の取り締まりに使用)のレーダーのうち、約2000か所のレーダーが破壊され、使用できなくなっていると報告した。
道路交通安全局によると、レーダー破壊による数の減少は、スピード違反者の増加として表われ、去年12月のスピード違反者は前年度の12月に比べ、20%増加したという。
道路交通安全局のバルブ代表の説明によると、レーダーは2か所のシステムが対となって機能する。まず1か所のレーダーで車のスピードを計測し、他方のレーダーでスピード違反した車のナンバーを写真にとる。そのため、車のスピードが計測できてスピード違反の車が認識できたとしても、写真をとるレーダーが故障していて、写真がぼやけていたとしたらスピード違反の調書を作成できないという。
仏政府としては、去年7月1日から実施した地方道での最大スピード80km/h規制で交通事故死亡者を減少したいとしてスピード違反検知レーダーを設置してきた。 そのため今回、黄色のチョッキ運動で多くが破壊されたが、これにめげず、早急に元どおりに復帰して、これまでの毎年ごとの交通事故の死亡者の減少傾向を維持したいと考えている。
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