【Globali】
中国は、世界に先駆けて欧州加圧水型炉の原子力発電所(EPR)の商業運転を開始仏の『ルモンド』紙によると、仏電力公社(EDF)と中国側のパートナーである中国総合原子力発電集団(CGN)は記者会見で、中国南部の広東省のタイシャン第1発電所で、12月14日、当初の計画より5年遅れたものの、ようやく世界に先駆けたEPRの商業運転に入ったと報じた。
なお、今回のEPRの商業運転開始は、中国政府としては世界に知らせるべき重要な快挙のため、EDFとCGN主催でこのような記者会見を行わせることに至った。
ところで、今年の6月29日時点でEDFとCGNは、EPRと既設電力網が、同期接続されたことを発表したが、商業運転に至っていなかった。今回、ようやくそれが達成されたこととなる。 なお、タイシャンのEPR発電所プロジェクト共同企業体の出資率は、CGNが51%、EDFが30% 、地元の電力会社である広東核電集団が19%となっている。...
全部読む
その他の最新記事
|