【Globali】
イエメンの反乱軍フーシ、捕らえていた仏人の航海家を解放(2018/10/17)
10月16日、仏の大統領府の発表によると、イエメンの反乱軍、フーシ派に4か月以上も捕らえられていた仏人の航海家、アラン・ゴマ氏が解放された。
マクロン大統領は、公式声明で、「今回の幸いな結末に至るまでの関係各国、特に(イエメンの隣国の)オマーン政府とサウジアラビア政府の協力に謝辞を表したい。」と述べた。
公式声明には、詳細な解放劇の経緯はいっさい述べられていない。 しかし、ゴマ氏の姉妹のクリスチン・ゴマ女史がAFP情報社に語った話によると、イエメンからオマーン王国行きの飛行機に乗ったとのことである。しかし、いつ仏に帰国するのかについては知らされていないという。...
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マクロン大統領は、公式声明で、「今回の幸いな結末に至るまでの関係各国、特に(イエメンの隣国の)オマーン政府とサウジアラビア政府の協力に謝辞を表したい。」と述べた。
公式声明には、詳細な解放劇の経緯はいっさい述べられていない。 しかし、ゴマ氏の姉妹のクリスチン・ゴマ女史がAFP情報社に語った話によると、イエメンからオマーン王国行きの飛行機に乗ったとのことである。しかし、いつ仏に帰国するのかについては知らされていないという。
なお、航海家の家族には、解放に関する大統領府からの公式発表の数分前に、仏外務省から直接、解放の知らせを受けたという。今回の解放に至った経緯や納得のできる説明は、家族にも一切知らされていないようである。
なお、アラン・ゴマ氏は7月3日、イエメンのホデイダ港に立ち寄ってインドのボンベイへの航海に向けた水の補給をしようとした時にフーシ派の反乱軍に捕らえられ、2014年末よりフーシ派の支配下にある首都サナアの刑務所に投獄されていた。
アラン・ゴア氏の解放に至るまでの仏と、関係各国の外交的な駆け引きや経緯については、とても興味があるところである。
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