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仏の医薬品会社、サノフィ社はアルジェリアで3番目の工場を創立(2018/10/13)
AFPによると、10月11日、 仏のサノフィ社にとってはアルジェリアで3番目となるアフリカ向け医薬品の最大となる生産、流通センターを完成し、創立式典を行った。
新工場はアルジェリアの首都アルジェ―の郊外、シディ・アブダラ地区の6ヘクタール以上の敷地内に建設され、治療分野(糖尿病、循環器障害、神経障害など)の異なる100種類以上の特殊用途の医薬品の製造と流通を目的にしている。医薬品の製造設備に併設された製品貯蔵倉庫は4000m3の容量を有し、流通センターと有機的につながっている。すべての設備を合わせると従業員総数は、約400人になるとのことである。
サノフィ―社の生産担当の副社長、フィリップ・ルスカン氏の発表によると、新工場で医薬品生産がフル稼働になるのは、来年2019年か、2020年で、年間での生産ユニット数は、1億以上になり、アルジェリアで販売されるサノフィ製品の65%が現状アルジェリアで生産されているのに対し、将来的に80-85%をアルジェリアで生産することになる。...
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新工場はアルジェリアの首都アルジェ―の郊外、シディ・アブダラ地区の6ヘクタール以上の敷地内に建設され、治療分野(糖尿病、循環器障害、神経障害など)の異なる100種類以上の特殊用途の医薬品の製造と流通を目的にしている。医薬品の製造設備に併設された製品貯蔵倉庫は4000m3の容量を有し、流通センターと有機的につながっている。すべての設備を合わせると従業員総数は、約400人になるとのことである。
サノフィ―社の生産担当の副社長、フィリップ・ルスカン氏の発表によると、新工場で医薬品生産がフル稼働になるのは、来年2019年か、2020年で、年間での生産ユニット数は、1億以上になり、アルジェリアで販売されるサノフィ製品の65%が現状アルジェリアで生産されているのに対し、将来的に80-85%をアルジェリアで生産することになる。
新工場の完成には、8500万ユーロ(約111億円)を投資しており、この工場がフル稼働になれば、既設の2工場のうち、老朽化の進んだ1工場の運転を停止するとのことである。
サノフィ―社は、人口4100万を有するアルジェリアが、同社にとってアフリカでの最大の市場で2017年の実績では、33億ユーロ(=約4300億円)の売り上げを記録している。
同社にとって、アルジェリアは、アフリカ市場へのいわば足掛かりの市場で、今後はアフリカ諸国へアルジェリアで生産したサノフィ―社の医薬品を輸出拡大することを計画している。
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