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【Globali】
米連邦地裁、マナフォート氏の保釈取り消しで勾留(2018/06/18)
マナフォート被告はマネーロンダリング、脱税などの罪に問われており、今年9月に公判を控え、自宅軟禁中だった。しかし、同被告が不当に証人に干渉し、偽証させようとしたとして、ロバート・モラー特別検察官は司法妨害罪で追起訴した。判事のエイミー・バーマン・ジャクソン氏がこれを受け、保釈取り消しを命じたため、そのまま勾留となった。同被告は現在計7件の罪に問われている。
マナフォート被告は、トランプ陣営とロシアの干渉疑惑について捜査されており、ワシントンとバージニアで開かれる裁判を待つ間自宅軟禁下にあった。...
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マナフォート被告はマネーロンダリング、脱税などの罪に問われており、今年9月に公判を控え、自宅軟禁中だった。しかし、同被告が不当に証人に干渉し、偽証させようとしたとして、ロバート・モラー特別検察官は司法妨害罪で追起訴した。判事のエイミー・バーマン・ジャクソン氏がこれを受け、保釈取り消しを命じたため、そのまま勾留となった。同被告は現在計7件の罪に問われている。
マナフォート被告は、トランプ陣営とロシアの干渉疑惑について捜査されており、ワシントンとバージニアで開かれる裁判を待つ間自宅軟禁下にあった。同被告は無罪を主張し、制限の緩和を求めていたが、それもかなわず勾留となった。ジャクソン判事は「保釈中の被告が証人に干渉したとする新たな重罪に直面し、このまま自由にしておくことはできない」と述べ、「本件での損害が、司法の運用と裁判制度の健全さへの損害となる」とした。ただ同判事は、証人とのやりとりを防ぐために携帯電話を没収するということまではできないと述べた。
これに対しトランプ米大統領は自身のツイッターを通じて「マナフォート氏に対するなんと厳しい判決だろう。ロナルド・レーガンやボブ・ドールなど多くのトップ政治家たちと陣営を率いてきた人なのに。」「コーミー氏やヒラリーしはどうなんだ?」「非常に不公平だ!」と強く批判した。
トランプ陣営に絡んだ人物がモラー特別検察官の捜査により収監されるのはマナフォート被告が初めてとなる。
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