【Globali】
米国防総省;中国空軍による南シナ海における長距離核攻撃可能な爆撃機の離着陸訓練を非難【米・英国・ロシアメディア】(2018/05/20)5月7日付Globali「米国とフィリピン両軍、ドゥテルテ政権となって以来最大規模の合同軍事演習開始」で触れたとおり、中国による南シナ海/南沙(スプラトリー)諸島内の人工島へのミサイル配備を牽制するような対応に出ている。そして今度は、中国側がこれに対抗するかのように、西沙(パラセル)諸島内の軍事基地において初めての大型爆撃機の離着陸訓練を実施した。当該大型爆撃機が同基地に配備されることになれば、中国は南シナ海のほぼ全域が攻撃可能な態勢を敷くことになるため、米国防総省が周辺国の脅威となり、地域の安定化を損なうと非難した。
5月20日付米『AP通信』:「米国、中国による南シナ海軍事拠点化推進を非難」
国防総省は5月19日、中国空軍の大型爆撃機が初めて南シナ海での離着陸訓練を実行したことから、“軍事拠点化を継続”しているとして非難した。 中国メディアの『チャイナ・デイリィ』は5月19日、中国人民解放軍(PLA)空軍のH-6K大型爆撃機が南シナ海において離着陸訓練を実施したと報じた。 中国国防部(省に相当)の5月18日付発表では、日時や場所は明らかにしなかったが、数機のH-6K大型爆撃機が南方海域において、海上の標的を想定した攻撃訓練を実施した後、同海域の空軍基地への離着陸訓練を行ったという。...
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