アメリカの女の子の名前人気ランキングで、2016年にドナルド・トランプ大統領の大統領選挙勝利でファーストレディとなった「メラニア」が急上昇を見せているという。一方、トランプ大統領の「ドナルド」は特に人気に変化はないという。
5月13日付米国
『FOX』は「メラニアが女の子の名前として急上昇」との見出しで以下のように報道している。
ファーストレディはトレンドを生む。メラニアのスター性によりその名前の人気は急上昇し、 社会保障局の命名ランキングでは、720も順位がアップした。
夫が大統領に就任したばかりの2016年、「メラニア」は1650位だったが、2017年930位に飛躍、急上昇した名前のトップ5に入っている。...
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5月13日付米国
『FOX』は「メラニアが女の子の名前として急上昇」との見出しで以下のように報道している。
ファーストレディはトレンドを生む。メラニアのスター性によりその名前の人気は急上昇し、 社会保障局の命名ランキングでは、720も順位がアップした。
夫が大統領に就任したばかりの2016年、「メラニア」は1650位だったが、2017年930位に飛躍、急上昇した名前のトップ5に入っている。
誰もトランプが勝利するとは予想しなかった大統領選挙の9か月前に生まれた2歳のミラニア(Milania)という名前の女の子の父親は、ミラノと似ているせいもあり、周りに変に説明を求められるという。「外で大声で名前で呼ぶのをためらってしまう。良い大統領だが、子どもは今後ずっとこの名前と付き合っていかなければならないので大変だ。」と述べている。
5月15日付英国『ガーディアン』は「メラニア・トランプとアレクサが人気の名前として急上昇中」との見出しで以下のように報道している。
米国社会保障局が発表した命名ランキングによると、2017年のアメリカ命名された人気の名前はEmmaとLiamであったという。だが面白いことに、女の子の名前としてメラニア(Melania)が720位も急上昇し、トップ1000に初めてランクインしたという。恐らく、頑固なトランプの国民らが、ファーストレディにちなんでつけているのであろう。
一方で「ドナルド(Donald)」という名前は急上昇などしていない。恐らくはリベラル派が「おじいさんはドナルド・ドナルドソンと呼ばれていたのだけど(名前を継がせられなくて)ごめんなさい」と言っているのかもしれない。
一方、1985年から「アレクサ(Alexa)」が女の子の人気の名前に入っており、ほぼ毎年順位を上げ続け、2006年にはトップ40に入った。しかし、2015年、ユーザーが「アレクサ(Alexa)」と呼びかけなければならない「アマゾンエコーが発売されると、順位は下降し今は65位だ。AIに話しかけられる名前だと将来からかわれるのを懸念した親たちはその名前を付けるのを躊躇したようだ。
命名の問題は、他の事を連想させてしまう点であり、2024年には、EmmaとLiamにも悪いイメージが付くような社会の出来事が起きるかもしれない。
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