アップルは、米国での一連の銃撃事件を受けて2016年に最初に動き、それまでのピストルの絵文字からおもちゃの銃に変更した。当時は、他社の機器やアプリでも同じ意味を持つよう認識される絵文字の標準を逸脱したことで批判を受けた。
アップルが黄緑色の水鉄砲の絵文字に切り替えた2016年頃、マイクロソフトは他社の動きとは逆に、漫画のような宇宙銃からより実物に近い銃に絵文字を変更した。
絵文字を承認する米NPOユニコード・コンソーシアムは、各絵文字がどのようなものであるべきかは規定しているが、企業は自由に独自のデザインを使用できる。...
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アップルは、米国での一連の銃撃事件を受けて2016年に最初に動き、それまでのピストルの絵文字からおもちゃの銃に変更した。当時は、他社の機器やアプリでも同じ意味を持つよう認識される絵文字の標準を逸脱したことで批判を受けた。
アップルが黄緑色の水鉄砲の絵文字に切り替えた2016年頃、マイクロソフトは他社の動きとは逆に、漫画のような宇宙銃からより実物に近い銃に絵文字を変更した。
絵文字を承認する米NPOユニコード・コンソーシアムは、各絵文字がどのようなものであるべきかは規定しているが、企業は自由に独自のデザインを使用できる。しかし評論家は標準から逸脱すると意味が誤解される可能性があると警告している。
チャットアプリ「ワッツアップ(WhatsApp)」は2017年に、サムスンとツイッターは2018年に拳銃の絵文字を水鉄砲に変更した。
フェイスブックはグーグルにならうつもりと発表しているが、マイクロソフトはまだコメントをしていない。
グーグルのアップデートは、5月に登場する次のバージョン、アンドロイド9.0で行われる予定である。
なお爆弾、ナイフ、剣の絵文字は引続き存在する。
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