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オリンピック、カーリング韓国女子代表チーム 映画のような誕生ストーリー(2018/02/22)
平昌オリンピックで注目を集めているのが、大健闘中のカーリング韓国女子代表チーム「チーム・キム」。誰も予期していなかった快進撃に、韓国国内だけでなく、欧米メディアも関心を示している。
カーリング女子韓国代表チーム「チーム・キム」は、キム・ウンジョン選手、キム・ヨンミ選手、キム・ギョンエ選手、キム・ソニョン選手、補欠選手のキム・チョヒ選手、そして監督キム・ミンジョンと、名字が全員「キム」。このうち、二人は実際に姉妹である。
カーリング競技は、予選10チームのうち上位4チームが準決勝トーナメントに進出してメダルを争うが、世界ランキング8位の「チーム・キム」は、世界ランキング1位のカナダ、2位のスイスを破り、無敗だったスウェーデンまで下し、現在8勝1敗で予選を1位で通過。...
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カーリング女子韓国代表チーム「チーム・キム」は、キム・ウンジョン選手、キム・ヨンミ選手、キム・ギョンエ選手、キム・ソニョン選手、補欠選手のキム・チョヒ選手、そして監督キム・ミンジョンと、名字が全員「キム」。このうち、二人は実際に姉妹である。
カーリング競技は、予選10チームのうち上位4チームが準決勝トーナメントに進出してメダルを争うが、世界ランキング8位の「チーム・キム」は、世界ランキング1位のカナダ、2位のスイスを破り、無敗だったスウェーデンまで下し、現在8勝1敗で予選を1位で通過。しかしこの予想外の健闘ぶりだけでなく、代表チームが誕生した過程も、まるで映画に出てくる話のようだと話題を集めている。
2015年に合流した補欠のキム・チョヒ選手を除く選手4人は、義城女子中高の出身という、同じ地元で育った仲間同士。2006年に、地元・義城(ウィソン、韓国東南部)にカーリング専用競技場ができ、当時高校1年生だったキム・ウンジョン選手とキム・ヨンミ選手が放課後の課外活動としてカーリングをはじめた。そしてカーリング場に物を届けに来たところ何気なく始めることになったのがキム・ヨンミ選手の妹、キム・ギョンエ選手。キム・ギョンエ選手は、一緒にカーリングをやる友達を探そうと、カーリングする人を募集したところ、友人のキム・ソニョン選手が加わった。こうして、姉妹とその友人達で構成されたカーリング女子・韓国代表チームが生まれた。それから10年、地元の普通の少女たちが世界競合相手に活躍する姿に韓国国内の注目が集まっている。
準決勝では、連覇を狙っていたカナダ、そしてスイスや個人資格で参加したロシアの世界ランキング上位3カ国は敗退し、今回準決勝初出場となるアジア勢同士が対戦することなる。23日(金)に韓国対日本、そしてスウェーデン対英国の試合がそれぞれ予定されている。
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