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【Globali】
米アップル、女子教育拡大へマララ基金支援を発表(2018/01/24)
プレスリリースによると、アップル社はマララ基金と提携することで、世界で10万人以上の女性の教育へ協力したい考えだ。具体的な金額は不明だが、インドや中南米の中等教育への資金を2倍にする予定だという。同社の最高経営責任者(CEO)のティム・クック氏は「教育は非常に平等なものであると信じており、すべての少女たちに学校へ行く機会をという基金の趣旨を共有している。」とコメントしている。アップル社はマララ基金設立当初から提携を結んだ最初の企業の一つであり、同氏は基金のリーダーシップ評議会のメンバーでもある。...
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プレスリリースによると、アップル社はマララ基金と提携することで、世界で10万人以上の女性の教育へ協力したい考えだ。具体的な金額は不明だが、インドや中南米の中等教育への資金を2倍にする予定だという。同社の最高経営責任者(CEO)のティム・クック氏は「教育は非常に平等なものであると信じており、すべての少女たちに学校へ行く機会をという基金の趣旨を共有している。」とコメントしている。アップル社はマララ基金設立当初から提携を結んだ最初の企業の一つであり、同氏は基金のリーダーシップ評議会のメンバーでもある。同社はこの先資金と技術を提供し、教育プログラムのカリキュラム作りや政策研究を支援する約束をした。
ユスフザイ氏は自身の公式ツイッターを通じて「すべての女の子が自分の将来を選択できるという世界の夢に投資してくれるアップル社に感謝します。」と述べている。同氏は米紙のインタビューで「すべての女の子が将来を決めるのを見たい。すべての女の子に質の高い教育を受けて欲しい。」と話しており、クック氏もこの考えに同調し「まさにこれがアップル社として働きかけたいことである。」と述べている。
ユスフザイ氏はパキスタン出身で15歳の時にタリバンに襲撃された。奇跡的に回復し、現在はオックスフォード大学へ通っている。2013年に設立されたマララ基金は世界中の女の子に12年間の教育を提供することを目的としている。その翌年にはノーベル平和賞を受賞した。2016年のユネスコの報告書によると、世界にはおよそ1億3000万人の少女たちがいかなる教育も受けられずにいるという。
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