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【Globali】
北朝鮮、韓国とのホットラインを再開。金総書記が異例の歩み寄り(2018/01/04)
韓国 『聯合ニュース』の他、 『BBC』や 『CNN』など各国英文メディアは北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が、韓国とのホットライン(直通電話回線)の再開を指示し、韓国側も再開を確認したことを伝えている。
金氏は1日の「新年の辞」で韓国との対話に柔軟な姿勢を示し、来月韓国の平昌で開催されるオリンピック参加を検討する考えについて話した。同氏は「同じ祖先を持つ民族として、平和と安定を模索しなければならない。」と述べるなど異例の呼びかけをした。そして平昌五輪へ代表団を派遣するため可能な限り早く韓国と協議を行わなければならないと言及。五輪開催は朝鮮民族の偉大さを見せる良い機会になると述べた。
韓国側はこれを歓迎し、趙明均(チョ・ミュンギュン)統一相は2日、南北境界線の非武装地帯(DMZ)である板門店で、高官級の協議を行うことを北朝鮮に提案した。...
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金氏は1日の「新年の辞」で韓国との対話に柔軟な姿勢を示し、来月韓国の平昌で開催されるオリンピック参加を検討する考えについて話した。同氏は「同じ祖先を持つ民族として、平和と安定を模索しなければならない。」と述べるなど異例の呼びかけをした。そして平昌五輪へ代表団を派遣するため可能な限り早く韓国と協議を行わなければならないと言及。五輪開催は朝鮮民族の偉大さを見せる良い機会になると述べた。
韓国側はこれを歓迎し、趙明均(チョ・ミュンギュン)統一相は2日、南北境界線の非武装地帯(DMZ)である板門店で、高官級の協議を行うことを北朝鮮に提案した。協議は今月9日の実施を提示されているが、誰が協議に参加するのかなどわかっておらず、今のところ北朝鮮からの返答もない。
ただ3日になって、金氏は板門店で南北を結んでいるホットラインの再開を指示し、韓国側もそれを確認した。韓国統一省によると、韓国側担当者が北朝鮮から電話を受け、双方の回線を確認したという。会話の内容は明らかになっていないが、この電話では具体的な話は行われておらず、回線が正常であるかの確認だけだったとみられている。両国間のホットラインは2016年2月に遮断されて以来約2年ぶりの再開となる。
これに対し韓国の大統領報道官は継続的な対話に向け大きな意味を持つと期待感を示し、「両国が国際社会と協力しつつ、北朝鮮の核の問題を平和的に解決することを望む。」と述べた。
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