アップルは、12月14日、ワークステーションに匹敵する処理速度を実現したiMacシリーズの最新型デスクトップ「iMac Pro」のオンラインのよる購入申し込みを開始した。
「iMac Pro」は、ディスプレイには5K(5,120×2,880画素)の解像度に対応しており、約10億色をサポートする27インチRetina(高性能ディスプレイ)を採用し、鮮やかな画像を実現している。
また、CPUには次世代のインテルXeonプロセッサ(3.2GHz)を搭載(8コアを標準装備)し、最大18コア(2.3GHz)まで増設可能で最も負荷の高いプロの作業を処理できる仕様になっている。...
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「iMac Pro」は、ディスプレイには5K(5,120×2,880画素)の解像度に対応しており、約10億色をサポートする27インチRetina(高性能ディスプレイ)を採用し、鮮やかな画像を実現している。
また、CPUには次世代のインテルXeonプロセッサ(3.2GHz)を搭載(8コアを標準装備)し、最大18コア(2.3GHz)まで増設可能で最も負荷の高いプロの作業を処理できる仕様になっている。
さらに、GPUにはAMD社の最新Radeon Pro Vega 56 HBM2 8GBを搭載し、これまでのアップル製品のなかで最も高度なグラフィックス機能を実現している。(オプションでRadeon Pro Vega 64 HBM2 16GBにアップグレード可能)
加えて、システム全体を再設計して、革新的なサーマルアーキテクチャ(高消費電力電子回路の冷却システム)により最大で80%冷却機能が向上している。
また、メモリーにはDDR4 ECC(メモリーエラーを検出し訂正することができる高性能なメモリー)32GBを、ストレージには1TB SSD(ソリッド・ステート・ドライブ:記憶装置)を標準装備している。
これらによって、バーチャルリアリティ(VR)のコンテンツ作成やリアルタイムの3Dレンダリング(3次元の情報から画像や音声等を生成すること)、最大22テラフロップス(1秒間に1兆回浮動小数点の演算を行なうことを表す処理能力の単位)のグラフィックス処理に対応することが可能になっている。
一方「iMac Pro」のサイズは横650ミリ、高さ516ミリ、奥行き203ミリで重さは9.7キロである。
尚、販売価格は最も基本的なタイプで4,999USドル(日本円で56万2,400円)、もっとも高性能なタイプで13,199USドル(日本円で148万4,900円)である。
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