【Globali】
欧州銀行監督機構の新本部、「くじ引き」でパリに決定(2017/11/21)『デイリー・エクスプレス』等各英文メディアは、ブレグジット後のEU加盟国の銀行当局を統括してゆく欧州銀行監督機構の本部の移転先は、最終的にくじ引きによってフランスのパリに決定したと報じた。
現在ロンドンに本拠を置く欧州銀行監督機構は、2011年1月1日、欧州銀行監督委員会を母体に設立され、2019年3月末の英国のEU離脱後に本部を移転させるための投票が11月20日に行われた。
欧州銀行監督機構の主な業務は、欧州の銀行の資本構造の健全性等を確認するため欧州の銀行システムの透明性を確保・増進したり、欧州の銀行に対してストレステスト等を実施したりすることである。 欧州銀行監督機構の本部の候補地には、パリのほか欧州中央銀行があるフランクフルト、ダブリン、ルクセンブルグ等8都市が名乗りを上げていた。...
全部読む
その他の最新記事
|