【Globali】
ムニューシン夫妻、新紙幣と記念撮影をしてインターネットで嘲笑される
アメリカの造幣局にて新しく10億ドル札が発行されたが、ムニューシン財務長官は自身のサイン入りの大量の紙幣の束を抱えて夫婦で記念撮影をしたことで、インターネット上で嘲笑の対象となっている。
写真は水曜日に撮影されたもので、財務省出納局長とともにムニューシン夫妻が造幣局を訪れたときに撮られたものだという。新札が発行される際に財務長官のサインが署名される習慣は1世紀以上も続いていて、財務長官なら誰もが記念撮影をしたがるという。その写真では、ムニューシン氏は満面の笑みを浮かべて札束を両手で抱え、奥さんは彼の後ろに立ち札束のはじに手を添えているという。
まるで彼らは富を自慢しているかのようで、作家のジェイムズ・スロウィッキー氏は「二人がライターでタバコの火をつけて、燃えている札束と一緒に写真を撮った方がまだマシなジョークになったかもしれない。...
全部読む
写真は水曜日に撮影されたもので、財務省出納局長とともにムニューシン夫妻が造幣局を訪れたときに撮られたものだという。新札が発行される際に財務長官のサインが署名される習慣は1世紀以上も続いていて、財務長官なら誰もが記念撮影をしたがるという。その写真では、ムニューシン氏は満面の笑みを浮かべて札束を両手で抱え、奥さんは彼の後ろに立ち札束のはじに手を添えているという。
まるで彼らは富を自慢しているかのようで、作家のジェイムズ・スロウィッキー氏は「二人がライターでタバコの火をつけて、燃えている札束と一緒に写真を撮った方がまだマシなジョークになったかもしれない。」と皮肉ったという。
未だにムニューシン主導で進められている共和党の税制改革は「中流階級の税金を上げて保険制度まで奪い、ムニューシンのような富裕層だけが減税を受けられる。」として批判されている。そのような悪印象から「彼らはまるでハリウッドの悪役夫婦みたいだ。」と皮肉られている。ムニューシン氏の奥さんはリントンさんという女優で、全身を黒服で身にまとっていて、手袋も黒であり札束の端っこを握っているため「まるで王族から手をキスしてもらうのを待っているかのよう」とも皮肉られている。そのようなことから、CNBCのレポーターは「まるで007に出てくるボンドの悪役みたいだ。」とコメントしている。
FOXのウェブサイトでは「ビッグマネーのシャッターチャンス」と嘲るような記事が書かれているという。
しかし、ムニューシン夫妻がこれほど皮肉られているのは以前にも国民から非難を浴びたことがあるためである。女優のリントンさんは自身の裕福さをアピールしたいかのごとく、夫婦で政府用飛行機の階段を降り立つ写真の横に、自分の着ている贅沢なファッションブランドの洋服をインスタグラムにアップしたという。これらについてコメントで非難されたことに対してリントンさんは「あなたは、私たち夫婦ほど経済に貢献しているのか?」と、あっけにとられるようなコメントを今では削除されているが自身のインスタグラムに投稿したという。また、ザンビアで6か月間仕事上滞在したときの体験記を自費出版した本の内容が「おおげさに捏造されている。」として、ロンドンにあるザンビアの高等弁務団から訴えられているともいう。さらに、夫のムニューシン氏は政府用の飛行機を私的な旅行に使用しているとして調査されているとまで言われている。
閉じる
その他の最新記事