【Globali】
世界の糖尿病人口、爆発的な増加(2017/11/16)11月14日の世界糖尿病の日、世界的な肥満の流行の結果、世界の成人11人に1人が糖尿病を患っていると専門家達が報告している。国際糖尿病連合(IDF)は、世界の糖尿病に関する最新の調査をまとめた「糖尿病アトラス 第8版 2017」(Diabetes Atlas 2017)を発表した。それによると、世界の糖尿病人口は爆発的に増え続けており、2017年現在で糖尿病有病者数は4億2,500万人に上る。2045年までには6億2,900万人(10人に1人)に増加すると予測している。
世界で糖尿病人口がもっとも多い国の順位は(1)中国(1億1,400万人)、(2)インド(7,300万人)、(3)米国(3,000万人)となり、上位3ヵ国だけで2億人を超える。日本は65歳以上の糖尿病人口が多く、ランキングは世界第6位。
これに伴い、糖尿病関連の医療費が世界的に増大している。約83兆円(7,270億ドル)で、世界の主な国で、全医療費の12%を占めている。糖尿病の医療費が多い国の順位は、(1)米国(39.5兆円)、(2)中国(12.5兆円)、(3)ドイツ(4.8兆円)、(4)インド(3.5兆円)、(5)日本(3.2兆円)となっている。...
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