アメリカの心臓病学会誌「Journal of the American College of Cardiology」に掲載された今回の論文はこの種の発表の中では最大規模のもので、医療従事者21万人を対象に病歴や生活習慣、食生活などの情報について調査した。20年以上にわたる平均追跡調査で心疾患を発症したのは14136例だという。
調査によるとクルミやピーナッツなどの木の実類を1回28グラム、週に5日食べることで心疾患のリスクを14%、冠動脈性心疾患は20%ほど低下させる可能性があるとしている。...
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アメリカの心臓病学会誌「Journal of the American College of Cardiology」に掲載された今回の論文はこの種の発表の中では最大規模のもので、医療従事者21万人を対象に病歴や生活習慣、食生活などの情報について調査した。20年以上にわたる平均追跡調査で心疾患を発症したのは14136例だという。
調査によるとクルミやピーナッツなどの木の実類を1回28グラム、週に5日食べることで心疾患のリスクを14%、冠動脈性心疾患は20%ほど低下させる可能性があるとしている。ナッツ別で見ると、ピーナッツを週に2回以上食べる人は全く食べない人より13%リスクを低下させており、アーモンド、カシューナッツ、ピスタチオでは15%低下させたという。