|
|
|
|
【Globali】
トランプ米大統領、ケネディー元大統領の暗殺に関する文書の公開を許可
『AFP』『CNN』など英文各メディアによると、アメリカ大統領のドナルド・トランプ氏が21日、ジョン・F・ケネディー元大統領の暗殺に関する機密文書を一般に公開することを許可したと伝えた。
トランプ氏は21日、自身のツイッターで「さらなる情報の受け取り次第ではあるが、大統領として長い間封印され、機密扱いとなっていたケネディー元大統領の暗殺にまつわる文書を公開することを許可する。」と発表した。政府当局の発表では「国家の安全保障上、もしくは法執行上、公開しないとする正当な理由を関係者が提出しない限りは、この文書は公開すべきだと大統領は考えている。」と述べた。
公式発表によるとケネディー元大統領の暗殺は約54年前の11月22日リー・ハーベイ・オズワルドが単独で行った犯行だとされている。...
全部読む
トランプ氏は21日、自身のツイッターで「さらなる情報の受け取り次第ではあるが、大統領として長い間封印され、機密扱いとなっていたケネディー元大統領の暗殺にまつわる文書を公開することを許可する。」と発表した。政府当局の発表では「国家の安全保障上、もしくは法執行上、公開しないとする正当な理由を関係者が提出しない限りは、この文書は公開すべきだと大統領は考えている。」と述べた。
公式発表によるとケネディー元大統領の暗殺は約54年前の11月22日リー・ハーベイ・オズワルドが単独で行った犯行だとされている。しかしその真相は謎に包まれたままで、ボストン大学の教授で歴代大統領に関する歴史学者であるトム・ワレン氏は「オズワルドの犯行は間違い無いだろうが、その裏にはもっと大きな陰謀があったかもしれないし、外国の権力が関わっているかもしれない。」と述べた。ワレン氏は「FBIを運営していたJ・エドガー・フーバー氏が以前、事件当日にしくじったことを概ね認める文書を発表しており、諜報機関にとっては恥ずかしい思いをすることになるかもしれない。当局はオズワルドを拘束すべきだったが、連携がうまくいっていなかった。」と述べ、今回の公表は時間が経ちすぎているとした。ワレン氏によれは予想外の事実や革新的な内容は含まれていないだろうとしながらも、当時の事件現場のダラスで何が起きたのか真実が明らかになることを待ち望んでいる人がたくさんいるとした。
これまでに写真や映像、音声も含める3100とも言われる暗殺に関する資料が記録され、アメリカの公文書記録管理局によって保管されてきた。1990年台後半からはそのうちの88%程度は一般にも完全公開されてきたが、残りは機密情報部分が黒塗りされるなどして取り除かれており、公開されていなかった。米議会の定めた法律によれば25年間は一部を非公開にするとされており、その公開期限が今月26日と迫っていた。
閉じる
その他の最新記事
|
|