【Globali】
抗生物質耐性感染症への新抗生物質研究開発の不足をWHOが警告(2017/09/21)9月19日の『MarketWatch』、『the guardian』は、『WHO』の報告書を引用して、世界で年間70万人が死亡する抗生物質耐性感染症への新抗生物質研究開発の不足を世界保健機関(WHO)が警告していると報じている。現在開発中の51品目の新しい抗生物質のうち、わずか8品目しか抗生物質耐性感染症に効果がないと指摘している。
抗生物質耐性感染症に関する治療がより困難になっているとの懸念が世界的に増大している。WHOは9月19日の報告書で、抗生物質耐性感染症に関する新抗生物質の研究開発が不足していることを警告している。報告書では抗生物質耐性の多剤耐性結核や性感染症等の治療薬の開発が遅れ、恐ろしい状況だと警告している。多剤耐性結核の治療には通常9~20ヶ月間かかり年間25万人が死亡し、患者の52%のみしか適切な治療を受けていない。...
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